社会を変える教育 Citizenship Education ~英国のシティズンシップ教育とクリック・レポートから~

社会参加・政治参加の教育が社会を変える。

 2002 年に英国で導入されたシティズンシップ教育が各国で話題を呼んでいる。地域社会の支え合いやボランティア活動などの社会参加、民主主義社会の有権者 としての政治参加の知識と技能を育む教育カリキュラムである。
本体価格の1%が著者印税から復興支援に寄付されます
本書の売上および印税の一部は、東日本大震災の被災地支援活動をはじめ、 世界各地の公益活動への支援に使われます。

 バーナード・クリックを座長とした英国諮問委員会報告書「シティズンシップの ための教育と学校で民主主義を学ぶために」を翻訳し、収録。
 本報告書を読み解き、英国のシティズンシップ教育と日本の公民教育を比較分析 し、日本での導入の可能性について論考。
 公教育のありかたを問う一冊。
 
2012年9月30日発売 キーステージ21ソーシャルブックス第2弾
『社会を変える教育 Citizenship Education
 ~英国のシティズンシップ教育とクリック・レポートから~』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490493301X
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社会を変える教育 Citizenship Education 表紙
『社会を変える教育 Citizenship Education
 ~英国のシティズンシップ教育とクリック・レポートから~』
 長沼 豊 / 大久保 正弘 編著
 バーナード・クリックほか著
 鈴木崇弘 / 由井一成 訳
 A5判 216ページ 並製  ISBN978-4-904933-01-5   C0037 ¥2000E
 定価(本体2,000円+税)  発売元:株式会社キーステージ21



内容

第一編 現下の教育課題とシティズンシップ教育
現下の教育課題を外観し,いまなぜシティズンシップ教育が求められているかを考察

第二編 わが国におけるCitizenship Education の導入の可能性について
 -英国の事例との比較分析から-
英国のシティズンシップ教育と,日本の公民科・社会科との比較分析し,日本での導入の可能性を論考

・社会の変化と日本の教育における状況
・わが国における社会科の系譜とシティズンシップの教育をめぐる新しい動き
・英国の教育改革とシティズンシップ教育の導入過程
・英国におけるシティズンシップの事例分析-その内容と組織体制-
・シティズンシップ教育の導入,その現状と課題
・わが国における教育の今後の改善にむけて

第三編 シティズンシップのための教育と学校で民主主義を学ぶために
Education for citizenship and the teaching of democracy in schools
Final Report of the Advisory Group on Citizenship, 1998, QCA
政治学者バーナード・クリックを委員長としたシティズンシップに関する諮問委員会の最終報告書(通称:クリック・リポート)を翻訳・収録

・シティズンシップの意義,シティズンシップ教育の必要性とねらい
・提言と今後の方法
・シティズンシップ教育の枠組みと到達目標,他の教科と連携
・主要技能の育成,学校全体の課題,意見の分かれる問題の取り扱い方

社会を変える教育 Citizenship Education 表紙 2012年9月30日発売 キーステージ21ソーシャルブックス第2弾
『社会を変える教育 Citizenship Education
 ~英国のシティズンシップ教育とクリック・レポートから~』
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